GWに株を持ち越すという戦略もアリである。
ゴールデンウィーク前に株を買っていいものか?
毎年、多くの投資家の悩みだと思います。
ゴールデンウイーク直前は優良株も下がりやすいので
押し目とも見れるが、リスクでもある・・・
この記事では、ゴールデンウイークで
「株を持ち越すべきか」について、考察します。
自分が株を持ち越すべきかどうか、判断できますので
是非最後まで読んでみてください。
実際に過去の株価を計算し、
値上がりor値下がり率を目に見える形でお見せしますので
確かな論拠です。
結論から言うと、
精神的に問題なく
ゴールデンウイークを過ごせるならば、持ち越した方が
利益を得られる可能性が高いです。
どういうこと!?となったかもしれません。
説明の前に、
まずは予備知識として、長期休暇前後の特徴をまとめてみます。
①ゴールデンウィーク前の特徴
・リスク回避の売りがでやすい
→連休中、もし悪材料が出ても、
一切売買することができない。
もどかしく株を持ち続けなければいけない。
そのリスク回避のため、連休前に持ち株を売ってしまう投資家が多く、
株価が下がりやすい。
・決算発表で荒れやすい
→4月下旬は、3月決算の決算発表時期。
本決算ともあり、注目が大きく
相場が荒れやすい。
また、様子見姿勢の投資家も多いため、薄商いになりやすい。
②ゴールデンウィーク中に起こること
・一切売買できない(国内株式)
→上にも書きましたが、
一切売買はできません!!
※FXや、外国株式は取引できますが、
必ず事前に証券会社のホームページで確認しましょう。
途中で悪材料が出ても、何もできずただ静観するのみです。
SBI証券「改元・10連休に関するご案内」
www.sbisec.co.jp
④実際に過去はどんな値動きだったのか、見てみましょう。
過去20年の日経平均株価の
最終営業日(終値)~最初の営業日(始値)の
値上がり率が以下のとおりです。
値上がりした年:13回
値下がりした年:7回
意外にも、値上がりした年の方が多いのです。
そのため、
ゴールデンウイーク中に何が起きても大丈夫!
休み中は株のことは忘れて、気にしないよ!
という心で過ごせる人ならば、
ゴールデンウイーク中に持ち越すと利益が出せる確率が高い
と言えます。
★まとめ★
・急落したときのリスクが大きい
(パニック売りになるかも)
・ゴールデンウィークをもやもやした気分に過ごすかもしれない
の理由から、
基本的にはゴールデンウィーク中に株を持っておくのは
やめることをおすすめします。
ただし、
休み中に何が起きても気にしない!
という心で過ごせる人ならば、
あえてゴールデンウイーク中に持ち越す戦略もありです。
自分自身の性格や
情勢を見て、判断してみてください。
ただ、売買はお休みしますが、
常に材料にはアンテナをはり、
株の勉強はしてください。
正直、素人が10日間も完全に株から遠ざかったら、
すぐに感覚を忘れてしまいます。
おすすめの本をご紹介します。
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