信用取引の返済期限に注意しないと恐ろしいことになるかも【全員要注意!】
株式投資では、現物の株式を買うだけでなく、
信用取引もあります。
実際に信用取引を行っている人も、
そうでない人も、
信用取引について知識がないと必ず失敗します。
株で勝つためには、信用取引について確実に抑えましょう。
1.信用取引とは
簡単に言えば、
「証券会社に借金して株式を買ったり、株を借りて売ったりする取引」です。
証券会社から借りる、ということは
いつか必ず返済しなければいけません。
いつまでに返済しないといけないかというと、
信用取引の種類によって異なります。
2.信用取引の種類
①制度信用取引・・・6ヶ月後
②一般信用取引・・・原則、無期限※例外は有り
制度信用取引は、
「証券取引所が公表している制度信用銘柄選定基準を満たした銘柄のみを対象としておこなわれる信用取引」です。
厳正な基準を満たした銘柄しか扱われていないため、
一般的に①制度信用取引の方が
利用する人が多いです。
一般信用取引は、投資家と証券会社が直接取引し、証券会社が認めた銘柄が扱えます。
もし①制度信用取引を利用していた場合、
含み益がでていようと含み損がでていようと
6カ月以内には反対売買をして返済する必要があります。
それを頭に入れた上で
3.「気にしなければいけないこと」は・・・
「株価が大きく動いたときの6か月後」です。
去年の2018年10月に日経平均は大きく上がりました。
このとき、たくさんの信用取引がされているはずです。
ちょうど今(2019年3月)が6か月たった辺りですが
まだ2018年10月頃の水準には戻っていません。ということは
含み損をかかえたままでいる投資家が多い可能性がある
のです。
含み損であってもそろそろ反対売買をしなければいけません。
この3月には、損切覚悟のまとまった注文が多く出て、
上値を抑えることが考えられます。
もちろんこれは、日経平均に限った話ではなく
個別の銘柄にもこの傾向があります。
むしろ、売買回数の少ない小さな銘柄ほど、
高いときに勝ったまま、売ろうにも売れず塩漬けにしている投資家が多い可能性があります。
十分に注意してください。
今月は、注意深く相場を観察し、
少し上がったからといって飛びつかないことをおすすめします。
大きく上昇した時期・逆に大きく下落した時期があったら、
終わった後も常に意識しましょう。
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